コラム|さいたま市北区土呂駅にある歯科・歯医者|やすだ歯科クリニック

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子どもの口呼吸は小児歯科で早く治してあげましょう。影響と治療法について

皆さん、こんにちは。
さいたま市・JR土呂駅より徒歩9分の【やすだ歯科クリニック】です。

いつもポカンとお口を開けている子は、口呼吸になっています。
小さい時に口呼吸の癖がついてしまうと、さまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

口呼吸の影響やデメリット、歯並びとの関連性についてご紹介し、治療法についても簡単にご説明します。

 

口呼吸の影響とデメリットは?

鼻の中は、粘膜と毛で覆われています。
鼻呼吸の場合、この粘膜と毛がフィルターとなって、ほこりやゴミ、細菌などの侵入を食い止めます。
しかし、口呼吸だとお口の中にはこのようなフィルターの機能となるものがありません
そのためほこりやゴミ、細菌を体内に取り込む結果となってしまいます。

また、ずっとお口を開けていると、お口の中が乾いてむし歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい環境になっています。

さらに、口が開きっぱなしになっていると、下顎と舌が常に下がっていて、お口周りの筋肉の発達が促されず、上顎の発達にも影響が出てしまいます。

 

歯並びと相互に影響

口呼吸は、歯並びに大きな影響を与えます。

歯並びは、舌が前歯を押す力と、お口周りの筋肉が歯を締め付ける力に影響を受けてバランスを取っています。
口呼吸になっていると、締め付ける力を与えるためのお口周りの筋肉が鍛えらず、舌からの圧力だけを受けることになり、歯が前に押し出されてしまうのです。

この状態とは逆に、歯並びが口呼吸の原因となっている場合もあります。
いわゆる「出っ歯」と呼ばれる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」の状態だと、お口が締めづらくなるため、お口を開けたままでいることが多くなります。

 

姿勢や唇の力の弱さなども関係

口呼吸は、姿勢の悪さが原因となっていることもあります。

「猫背」の状態だと、肺への空気の通り道が狭くなり、浅く小刻みな口呼吸になってしまいがちです。
そして、そのまま口呼吸を続けていると、顎を突き出した前かがみの姿勢が習慣化してしまいます。

また、唇を閉じる力(口唇閉鎖力)が弱い場合も口呼吸になりやすく、弱いお子さんは乳児期にしっかり乳首をくわられなかった、母乳やミルクを吸えていなかった、離乳食期に唇を使えていなかった場合が多くあります。

 

口呼吸の治療法

このように、子どもの口呼吸は癖のせいと、そうではない場合があります。
ですが、いずれの場合も改善していくことは可能です。

歯並びが問題であれば矯正治療を、姿勢が悪ければその改善を行います。

 

とくに、お口周りの筋肉の力、唇や舌の力、咀嚼嚥下(食べ物を噛み砕いて飲み込む)の力などが弱い場合には、MFT(口腔筋機能療法) というトレーニングがおすすめです。

このトレーニングを行って、足りない力を高めることにより、口呼吸から鼻呼吸へ変えていくことができます。

 

口呼吸のご相談はやすだ歯科クリニックまで

「うちの子口呼吸しているかも?」と疑いを持つ場合やお子さんが口呼吸になっている場合は、さいたま市北区の「やすだ歯科クリニック」までご相談ください。

早めに鼻呼吸へと変えて、健全な身体の発達を促してあげましょう。

 

当院は、小児歯科以外にも歯科口腔外科、矯正治療も行っています。

お子さんのお口を多角的な視点で診察いたしますので、ご予約を取ってお越しください。

 

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