コラム|さいたま市北区土呂駅にある歯科・歯医者|やすだ歯科クリニック

048-668-6480

048-668-6480むし歯ゼロ

休診日:月曜・日曜(第2・4・5)・祝日

コラム
コラム
コラム
コラム

妊婦さんの「お口ケア」の必要性

皆さんこんにちは。

やすだ歯科クリニックです。

 

妊娠すると歯周病になりやすいということをご存知ですか?
歯周病は放っておくと炎症がみるみる広がって、全身にさまざまな影響を与えます。
とくに妊娠中に歯周病になってしまうと、お腹の赤ちゃんにも影響がある可能性もあるため、注意が必要です。

 

妊娠時によくあるお口のトラブル

歯周病とは、細菌感染によって炎症が起こることにより、歯ぐきや歯を支える歯槽骨などが破壊されてしまう病気です。
とくに妊婦さんに起こりやすい歯周病を「妊娠性歯肉炎」といいます。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわり、食生活の変化などにより、妊娠性歯肉炎のリスクが高まります。

 

妊娠性歯肉炎のほかにも、妊娠中は「妊娠性エプーリス」と呼ばれる良性の腫瘍が歯ぐきにできやすくなります。
妊娠性エプーリスは放っておいても出産後に自然になくなっていることが多いのですが、悪化すると歯ぐきや歯槽骨の切除が必要になることもあります。

 

赤ちゃんの歯ができるまで

通常、乳歯が生え始めるのは生後6~8カ月頃ですが、歯のもとになる芽である「歯胚」は妊娠7~10週頃にはでき始めます
妊娠4~5カ月頃からは この歯の芽にカルシウムやリンが含まれ始めて少しずつ硬い組織になり、歯の形を作っていきます。
一部の永久歯の芽も、すでに妊娠期から作られ始めます。

 

妊婦がお腹の赤ちゃんへ与える影響

妊娠中に歯周病になってしまうと、胎児や出産に悪影響を与える可能性があります。

 

通常、出産が近くなると、「プロスタグランジン」という物質が子宮で分泌されることによって分娩が始まりあす。
しかし、歯周病により炎症が広がると、それを抑えようとしてプロスタグランジンが作られてしまうために早産が引き起こされてしまうのです。

 

また、ママが歯周病だと、通常の出産よりも低体重児の割合が多いという調査結果もあります。

 

まとめ

歯周病を予防するためには、しっかり歯を磨く、水分をしっかり摂る、キシリトール配合のガムを噛む、などが効果的です。
つわりで歯磨きが辛いときには、水分やガムがいいでしょう。
また、安定期に入ったら歯科医院を受診して、お口のクリーニングをしてもらいましょう。
母体に負担がかからない程度であれば、治療も可能です。

 

赤ちゃんの歯は、お腹の中からすでに作られ始めています。
お母さんがしっかりとご自分のお口の健康維持をすることで、「マイナス0歳からのむし歯予防」となるのです。
大切な赤ちゃんのために、できることはしてあげたいものですね。

 

 

医院名 やすだ歯科クリニック
院長 安田 武司
所在地 〒331-0804埼玉県さいたま市北区土呂町1-50-7
電話番号 048-668-6480
URL https://www.yasudashika.jp/
業務内容 むし歯の治療・小児歯科・歯周病治療・予防・クリーニング・インプラント・訪問歯科診療
説明 さいたま市北区土呂町、JR東北本線土呂駅徒歩9分の歯科クリニックです。丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明、なるべく削らない・抜かない治療を心がけ、予防ケアのサポートにも力を入れています。また通っていただきやすいよう土日も診療しています。