コラム|さいたま市北区土呂駅にある歯科・歯医者|やすだ歯科クリニック

048-668-6480

048-668-6480むし歯ゼロ

休診日:月曜・日曜(第2・4・5)・祝日

コラム
コラム
コラム
コラム

その癖、治さないと歯並びに影響が

皆さんこんにちは。

やすだ歯科クリニックです。

 

歯並びの良さは、見た目の良さだけでなく、歯磨きをしやすくすることでむし歯や歯周病を防ぐ、しっかりとものを噛む、言葉をきちんと発音する、などさまざまなメリットがあります。
ですが、幼少期の癖で歯並びが乱れ、お口の機能や全身の成長にも支障をきたす場合があります。

 

お口の癖でなりやすい不正咬合

小さいお子さんの場合、歯が生え揃う過程でお口まわりに癖があると、歯並びに影響することがあります。

 

舌を前に突き出す、口呼吸などの癖があると、口を閉じていることができずに「上顎前突(出っ歯)」や「開咬(オープンバイト)」となります。
下唇を吸う癖も上顎前突になりやすく、上唇や上下唇を吸う癖があると「反対咬合(受け口)」になりやすくなります。
指しゃぶりも「開咬」になりやすくなります。

 

歯並びに関係する習癖

逆に、歯並びが悪いことによって、お口まわりに癖がついてしまうこともあります。

 

反対咬合の人によく見られるのは、唇を吸う癖で、何かに夢中になっているときによく見られます。
やめるように注意するのですが、唇が乾くのでなめるのだといいます。
なめればまた乾き、乾くからなめ、唇を吸い込む、この癖が繰り返されることになります。

 

筋機能療法について

平常時のお口まわりの筋肉はリラックスした状態にあり、唇を軽く閉じています。
しかし、お口まわりに癖があると、常に歯を噛み締めている状態になってしまい、歯並びやお口まわりの筋肉に悪影響を与えます。
この癖を治しお口の正常な状態にするためには、「口腔筋機能療法」が有効です。

 

たとえば唇を軽く閉じることは、鼻呼吸ができていないと行うことができません。
そのため、鼻の状態が悪くて鼻呼吸ができない場合は耳鼻科を受診しますが、何も問題がないのに口が開いてしまう場合には、唇の力を強めるために「ボタンプル」や「リップディスク」というトレーニングでお口を閉じる力の強化をします。

 

舌の位置が低くて発音や食べ物を飲み込む力が弱い場合は、舌の筋力を強化するトレーニングで動きをよくします。

 

ほかにも、水を飲み込む嚥下トレーニング、食べ物を噛むための咀嚼トレーニング、発音のトレーニングなどもあります。
このようなトレーニングの時、唇をなめる癖、唇を吸い込む癖、口で呼吸している癖、噛み締めている癖、などのいろいろな癖が一緒に見られることがあります。
そのため、トレーニングの時にはお子さんの様子をチェックして、訓練と癖が連動しないように注意する必要があります。

 

まとめ

このように、習慣化してしまった癖を治し、歯並びやお口の機能を正常にするのが「筋機能療法」です。
歯並びは歯列矯正で治すことができますが、癖も治さないとまた歯並びに影響を与えてしまいます。
気になる場合は、お気軽にご相談ください。

 

 

医院名 やすだ歯科クリニック
院長 安田 武司
所在地 〒331-0804埼玉県さいたま市北区土呂町1-50-7
電話番号 048-668-6480
URL https://www.yasudashika.jp/
業務内容 むし歯の治療・小児歯科・歯周病治療・予防・クリーニング・インプラント・訪問歯科診療
説明 さいたま市北区土呂町、JR東北本線土呂駅徒歩9分の歯科クリニックです。丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明、なるべく削らない・抜かない治療を心がけ、予防ケアのサポートにも力を入れています。また通っていただきやすいよう土日も診療しています。