皆さんこんにちは。

やすだ歯科クリニックです。

皆さんは、ふとした時に顎関節の痛みを感じることはありませんか？

硬いものを噛んだ時に違和感が生じたり、口を開けると痛いなどの症状が現れていたりしたら、顎関節症のサインかもしれません。

比較的日本人に多い多い病気で、放っておくと症状が悪化することもあるため注意が必要です。

ここではそんな顎関節症について詳しく解説します。

顎関節症とは、顎の関節に異常が現れる病気で、その症状や原因は多岐にわたります。

例えば、「口を開けると痛い」というのは、顎関節症の中でもかなり一般的な症状ですが、その他、口を開け閉めする度に「カクカク」といったクリック音が鳴ったり、関節の部分で「ジャリジャリ」といったクレピタス音が認められたりすることもあります。

さらに、口を開けられなくなる開口障害や口を閉じることができなくなる閉口障害なども起こり得る病気です。

さて、口を開けると痛いといった症状が現れる場合の原因についてですが、これは顎関節に存在する関節円板に異常が見られるケースが多いです。

もしくは、口を開けたり閉めたりする運動をコントロールしている咀嚼筋（そしゃくきん）に異常が認められることもあります。

いずれにしても、関節や筋肉に過剰な負担がかかっている状態ですので、痛みが気になる方は一度当院までご相談ください。

当院では、顎関節症の診断および治療も行っておりますので、症状の改善などお役に立てるかと思います。

顎関節症の原因は、人によって大きく異なります。

もともと顎関節の形態に異常がみられることもあれば、噛み合わせに問題が潜んでいることもあります。

その他、歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖が顎関節へ過剰な負担をかけ、炎症や機能障害を起こしていることもあるのです。

ですから、重要なのはまず顎関節症の原因を正確に見極めることだといえます。

このように、「口を開ける痛い」といった症状がみられた場合は、顎関節症が疑われますので、まずは歯科医院を受診しましょう。

顎関節症は自然に治ることもあれば、徐々に悪化していくこともある病気ですので、正確な診断が必要となります。