コラム|さいたま市北区土呂駅にある歯科・歯医者|やすだ歯科クリニック

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【むし歯予防】歯磨き粉を選ぶポイントは?

皆さん、こんにちは。
さいたま市・JR土呂駅より徒歩9分の【やすだ歯科クリニック】です。
 
歯磨きの際に多くの方が使用されている「歯磨き粉」ですが、たくさんの種類が販売されていますよね。
中には、「自分に合った歯磨き粉がわからない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
 
じつは、歯磨き粉には商品それぞれに特徴があり、得られる効果が異なるのです。
今回は、むし歯予防に効果的な歯磨き粉の選び方をお伝えします。
 
 

むし歯予防にはどんな歯磨き粉がおすすめ?

歯磨き粉に含まれる成分は、「基本成分」と「薬用成分」の二つにわけられます。
むし歯や歯周病予防、知覚過敏の改善などを考える際には、二つ目の薬用成分が重要です。
薬用成分の違いによって、歯磨き粉の効能が変わるため、むし歯予防に適した成分を選ぶ必要があります。
 

むし歯予防に効果的な薬用成分

むし歯予防に効果的な歯磨き粉を選びたい方は、「フッ化物」が含まれる商品を選びましょう。
フッ化物が含まれる歯磨き粉のむし歯予防効果は約24%とされており、世界中で活用されています。
フッ化物には、むし歯菌の酸によって溶け出したミネラルを歯に戻す効果があり、むし歯菌の活動を抑えることもできるのです。


(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より) >

 
歯磨き粉に含まれるフッ化物には、次のような成分があります。

・フッ化ナトリウム
・フッ化スズ
・モノフルオロリン酸ナトリウム

 
 

年齢に応じた歯磨き粉の選び方~フッ化物イオン濃度の目安~

歯磨き粉に含まれるフッ化物の濃度は、「ppmF」という単位で表されます。
年齢によってむし歯予防に効果的なフッ化物イオン濃度と使用量が異なるため、下記を参考に歯磨き粉をお選びください。
 
【~2歳】
・フッ化物イオン濃度:900~1000(ppmF)
・歯磨き粉の量:1~2mm程度

 
【3~5歳】
・フッ化物イオン濃度:900~1000(ppmF)
・歯磨き粉の量:5mm程度

 
【6歳~大人】
・フッ化物イオン濃度:1400~1500(ppmF)
・歯磨き粉の量:1.5~2cm程度

 
 

むし歯予防には歯科医院の「フッ素塗布」も活用しましょう

フッ化物によるむし歯予防効果は濃度依存性が知られており、1000ppmF以上では500ppmF上がるごとに、予防効果が6%上昇するというデータがあります。


(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より) >

 
そのため、高濃度のフッ化物を使用することでむし歯の予防効果が高まるのですが、市販の歯磨き粉に含まれるフッ化物の濃度は1500ppmF以下と定められているのです。
 
一方、歯科医院の定期検診で行うフッ素塗布では、フッ化物濃度が約9000ppmFと高濃度の薬剤を使用します
 
さいたま市にある【やすだ歯科クリニック】では、予防ケアに力を入れており、歯科衛生士の担当制を導入しております。
患者さんとのコミュニケーションを大切にしていますので、歯磨きに関する疑問など、お口に関するお悩みは何でもお話しください。
 


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